色を塗り、刺繍を重ね、そして仕上がっていく

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    いよいよハンドメイドインジャパンフェス2015も今週末!
    ちゃんとした告知もせぬまま、時の経つのは早いものよのぅ・・

    軽く告知しまーす。
     

    HandMade In Japan Fes 2015 2015年7月25日(土)・26日(日)

    "HandMade in Japan Fes 2015"に出店いたします。
    葉っぱ屋は、7月25日(土)のみの出店となります。

    今回展示・販売するものは、『植物刺繍画』を中心とした作品です。
    ミシンで細かく刺繍した植物画の実物を、皆様にぜひ見ていただきたいと思っております。

    HAPPa-Ya 〈葉っぱ屋〉:ブースNo. F-114
    HandMade In Japan Fes 2015
    2014年7月25日(土) 11:00〜19:00
    東京ビッグサイト 西1・2ホール&野外展示場&アトリウム
    主催:Creema


    というわけで、
    土曜日におヒマな方はぜひ。


    新緑  新緑  新緑


    さてさて、前回はどうやってミシン刺繍をしているかお見せしましたが、
    いよいよ着彩と仕上げ刺繍で、ガンガン完成度を上げていきますよ!

    もともと、水彩画と、水彩画風のリトグラフを得意としているワタクシ、
    着彩となるとちょっとワクワクします。
    というか、絵筆を持つとワクワクするのかな。

    刺繍画の着彩には、染織用の顔料を使います。
    私が使っているのは、田中直という染織材料専門店の「エスカラー」という
    樹脂顔料系の絵具。



    あくまでも「ちょっと塗り」なので、水と専用の薄め液で使える簡単な染料で十分です。
    実はこれ、もうかれこれ20年前くらいに購入したものなんだけど、
    今でも全然問題なく使えてます。すごーい。
    混ぜ合わせればかなり微妙な色も簡単に作れます。




    愛用の菊皿。
    ベースとなる色を多めに作って、そこから別にちょこっととって、
    薄め液で濃度を調整しながら、塗っていきます。




    試し塗り用の布。
    前回作った時のものなので、今回使わない色も乗ってますね。
    ああ、やっぱり水彩系の色は好きだ・・




    準備ができたらどんどん塗っていきますよー。



    ディルのような細い葉っぱの場合、
    「塗るとこないじゃん!」という感じなんですが、
    それでも無理矢理細い葉っぱに色を重ねていきます。細いので緊張します!
    でも、わざとちょっとはみ出すように塗ると、少し柔らかさが出るかな・・




    ベランダで栽培しているイタリアンパセリをちょっと頂戴して、
    色見本にしたり・・やはり実物があるといいですね。
    実物が入手できないものは、写真を参考にします。




    というわけで、全部塗り終わりました!
    布地が染料を吸い込むので、乾くと思ったより薄く出来上がりますので、
    大抵は二度塗りします。
    二度塗りをしながら、色の濃淡なども調整していくのです。


    新緑  新緑  新緑


    色がつくと、ぐっと楽しい感じになっていきますね。
    でも、ここからが本番!
    いよいよ仕上げステッチです。
    仕上げといっても、ステッチは全体に施すので、
    最初のミシンで縫うよりも多くのステッチが入ります。

    以下、ディテイルの写真を見て貰えれば・・・



    ミントのザラザラ感が表現できたかな?
    このジグザク縫いは、一筆書きができないので、ラインごとに糸を切っては縫ってます。
    これをやると、実は裏の糸の始末が大変なの・・・



    パセリの場合、構図に花を入れていないので、
    葉っぱだけで楽しさを表現するため何色か違う色味の緑の糸を刺繍しています。
    この辺のバランスが難しいですね。


    ミシンによる仕上げが終わると、最後に花を刺繍します花
    花びらの柔らかさは、リボン刺繍で表現します。



    どの色にするか、決めるのが楽しい〜〜♪
    ミシン刺繍に手による刺繍が入ると、なんか厚みが出る感じ。



    ディルは小さい花なので、普通の刺繍糸を使おう。
    フレンチノットというステッチですね。



    タラゴンは花びらが大きいので、リボン刺繍。
    中心部分は普通の刺繍糸。
    こういうテクスチャの違いが面白いのです。

    そんなわけでこれで完成でーす。





    新緑  新緑  新緑


    使用前、使用後を並べてみますねー手

    1)ミシン刺繍のみ


    2)着彩済み〜〜


    3)仕上げ刺繍で完成!


    と、こんな感じで刺繍画ができるのでございます。

    ハーブにも本当に色々な形があり、
    それぞれの特性を活かしながら刺繍をしていく過程は、
    植物を知る過程でもあります。

    今回のハーブのシリーズは、割と実物に近い形で、きっちりと作っていきましたが、
    それぞれの形を探る旅でもあったのかもしれません。

    これからそれをさらにアレンジして、
    もっと不思議な植物を作っていけたら良いなぁ・・

    それにしても、また凝り過ぎちゃったかも・・・アセアセ


    ちなみに・・・
    ハーブ作品には、木枠をつけているんですが、
    それも手作りで工作しておりまする工具



     

    柔らかさ、張り、そしてやり直す勇気

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      まだまだじめじめした日々が続きますね。
      雨
      でも、葉っぱたちは雨をあびて、水をたっぷり含んで、青々と育っていますね!
      新緑


      さてさて、ミシン刺繍作成の話しの続きです。

      下地の刺繍が済んだコたちは、下描きの線を洗い流します。
      以前は筆に水をつけて、描画部分のみ消していたのですが、
      乾くと、水で消したはずの下描きがまた浮き出てくることがあったので、
      今では、しっかり水にくぐらせて洗い流しています。



      洗ったら、なんかさっぱりした感じです。

      布って、洗ったり乾かしたり、くしゃくしゃさせたりヒラヒラさせたりできるのがいい。
      この柔らかさと繊細さと清潔感が混じり合った感じがいいんですよね。
      素材の「汚し」で味を出して行く方法もアリだと思うのですが、
      私自身はあまり素材の「汚し」はしないです。
      「汚し」が出来るようになることも作品づくりの幅かもですが、
      まあ、それは別の機会に・・・
      今回の植物画は奇麗に丁寧に仕上げて行く方向でき


      菜   菜   菜


      生乾きの状態できっちりアイロンがけして伸ばしておきます。
      布は結構縮むので、水を通すたびに伸ばし気味にしておかないと、
      微妙に小さくなってしまいますから・・
      麻布はアイロンをかけるとパリッとするので気持ちいいですねーきらきら



      水色の線で下描きをしているので、縫ってもあまり目立たないのですが、
      洗ってぴしっとアイロンをかけると、お!!と言う程、細い線が現れます。

      糸の色の差もきちんとわかるようになりました。



      なんだかすっかり出来てんじゃん!てな感じですが、
      いやいやまだ道半ばですよ!
      これから、彩色と仕上げステッチで劇的に変わりますから!

      この1本線も面白いのですが、
      完成系に昇華するにはまた別のアイディア・コンセプトが必要になりそうです。
      なのでそれもまた別の機会に・・・


      菜   菜   菜


      下描きの線が消えて、刺繍の糸の細い線だけになると、
      足りないところや何か違うなーというところが見えてきます。
      彩色したり仕上げステッチをすることで大抵はまとまるのですが、
      形自体がおかしいところは、ここで修正しないといけません。
      色を塗ってしまったらもう後戻りできないので〜〜どくろ

      なんか気になるこのタラゴンちゃん・・


      ニコ修正前


      ペコちゃん修正後

      そこで、一部糸を抜いて、葉っぱの形を縫い直し、
      空きの多いところに少し追加することに。
      これでより自然な感じになったかなー?
      (自己満足)


      つい最近、テレビで見たのですが、(2002年の番組の再放送だけど)
      京都の伝統刺繍の作家さんが、これは違うと思った刺繍部分を、
      全てバシっと切って抜いて何回もやり直していたんですよね。
      おそらくびっくりするくらい高価な絹の刺繍糸、
      そしてびっくりするくらいの時間をかけて縫い上げた刺繍を、
      あっさりと鋏で切っていく。

      でも、その決断力と勇気が、最終的に良い作品を生むのですね。
      失敗をごまかさない。何回も戻ってやり直す。
      それがプロの仕事なんだと再認識いたしました。

      手仕事って時間がかかるから、
      やり直しって本当は泣き、なんですけどね・・アセアセ


      次はいよいよ彩色!
      ここで失敗すると・・・爆弾どくろ
       

      ハーブ、小人、そしてミシン刺繍

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        ハーブと小人シリーズの追加作品を作成開始しています。

        前回作ったのは、

        Chive(チャイブ)
        Sage(セージ)
        Camomile(カモミール)
        Thyme(タイム)
        Rosemarry(ローズマリー)

        の5作品。



        でも、なんだかマニアックなハーブが多いかも・・・ということで、
        今回さらに5点追加することにしました。

        今回追加するのは、

        mint(ミント)
        basil(バジル)
        parsley(イタリアンパセリ)
        tarragon(タラゴン)
        dill(ディル)

        の5点。やっぱりマニアックなものも混じってますが。

        これで10点シリーズとなりますが、
        もし1ダースにするとすれば、
        あとはオレガノとかラベンダーとかかな・・・

        私はグリーンが好きなんですが、花が入るとより可愛くなりますよね花


        菜   菜   菜


        植物を色々と作ってきた私が大好きなのが、
        植物細密画、Botanical Illustrationです。
        いつか、植物細密画みたいな刺繍の作品を作ってみたいとずっと思っていましたが、
        そのまんま植物画だと、なんだか普通〜〜。
        そこで登場したのが、昔から私につきまとっている小人たちのキャラクターでした。

        こいつらは、ハーブが大好物。
        食欲とサボり癖と遊び好きでできている呑気な小人たち。
        そこで、それぞれ1つのハーブをプレゼンしてもらうことにしました。

        それぞれの小人が思い思いのポーズを決めています。




        菜   菜   菜


        何故、ミシン刺繍なのか、と問われれば、
        それは、「細い線が表現出来るから」の一言につきます。

        昔から細い線が好きなんですね。
        学生時代は、ロットリングの0.15ミリを使ってメモとってたり・・・
        なので、私のスケッチブックはほとんどが細い線書き。
        小人たちも、その頃から細い線でカラカラと踊ってた。

        もちろん、手刺繍でも、いくらでも細い線は描けるんでしょうけど、
        ミシンの線ってなんか独特なんですよね。
        糸1本でできているステッチだから細い。
        でも、ステッチであるからこそのしっかりした強さがある。
        手で刺繍すると、この、しっかり感がなかなか表現できないという。

        そんなこんなで、今ではミシン針が鉛筆みたいなものですね。
        ごく普通の家庭用ミシンで、完全フリーハンドでタカタカ縫ってます。


        ※これは別の植物画シリーズで、着彩後の仕上げステッチを施しているところです。
         このちっちゃい赤い実のように小さい丸というのが結構むずいですねー。


        ではここで、ミシン刺繍の手順を簡単に公開しますね。

        1)資料集め、スケッチなどを経てデザインを決め、下描きをかく。

        2)下描きを写しやすいよう、そして線を整えるため、黒のマーカーで下描きを決める。



        3)ライトボックスの上に、下描きと布を重ね、チャコマーカーでトレース。

        4)第一段階の下地となる線をミシンで刺繍する。(←今ココ)




        5)染色用顔料で彩色。

        6)仕上げのステッチをミシンで刺繍する。


        ※これは前回のchive。リボン刺繍をする前の状態です。

        適宜、手刺繍やリボン刺繍などを追加して、完成となるのですが、
        けっこう肩のこる作業なのでありますアセアセ
         

        展覧会終了、そして次へ・・

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          JUGEMテーマ:個展
          あっという間の3カ月が過ぎ、作品展は終了しました。

          今回、本当に色々なご縁に恵まれ、こんなに長期に渡って作品を展示することができて、
          とてもラッキーだったと実感しています。

          P3 art and environmentがギャラリーBOXのプロデュースをするのも、
          今回が最終回になったそうです。
          滑り込みセーフ!!という感じでした。
          きちんと最後を飾れたかな・・・

          遠くまで見に来て下さった皆様、
          陰に日向に応援して下さった皆様、
          本当にありがとうございました。

          ホームページに、ギャラリーBOXで展示した全作品の特設ページをアップしました!!
          http://happa-ya.net/exhibition/pg166.html

          今回の展示は、いわゆるギャラリー会場ではなく、
          ショッピングセンターの通路ということで、
          アートに興味のある方にもない方にも開かれていたという点では、
          非常に面白かったと思います。
          会期中、時々作品チェックに行くと、
          誰かしら声をかけて下さり、とても励まされました。
          やはり、ちゃんと「見せる」ことって大事ですね。

          またそれほど遠く無い未来に、ギャラリーで展示出来たらと思っております。


          菜       菜       菜


          設置にはみっちり2日間かかったけれど、
          撤収はあっという間に完了しました。


          箱にそうっと入れて帰ります


          作品を取り出して、枠につけた額縁のフェルトもどんどんはがしていきます

          アクリルの窓を開けた状態で、ディテイルの写真も撮っておきました






          縫い始めと終わりに残った糸を根っこに見立てたのが
          自分的に気に入っています


          そんなこんなでまだ明るいうちに撤収作業は終了。
          くりはらはるみさんのカフェで遅い昼食をいただきましたー。



          ベイクォーターはわんちゃんオッケーなので、
          こんな素敵なプードルちゃんにも出会いましたよ!でかい!



          そして、サヨナラ、ベイクォーター!
          なかなかいい感じのショッピングセンターでした。



          小雨がちらつくなか、段ボールを積んだキャリーをゴロゴロ引っ張って帰宅。


          菜       菜       菜

          今回展示した刺繍イラストの一部は、7月のハンドメイドインジャパンフェス2015にて
          展示・販売する予定です。
          2日間はちとくたびれるので、7月25日(土曜日)1日のみの出店予定です。

          そろそろ追加の作品制作に入らないとまたギリギリパニックになっちゃう!


          菜       菜       菜

          おまけ。

          撤収の翌日、不思議サボテンを、大学時代の助手の先生のお宅へお届けに行きました。
          こちらも神奈川県は湘南で、なんだか横浜方面づいているなあ・・・
          湘南はなんかいい風吹いていたぞ!!
          副都心線も湘南新宿ラインも小田急線もあるので、
          新宿は意外と神奈川県には行きやすいのだと再認識しました。

          帰りは地震で電車が遅れまくるトラブルが発生しましたが、
          藤沢駅でJRを見限り、さっさと小田急線に乗り換えたのが大正解でした!(安いし)


          不思議サボテン3号。
          初号機は昨年嫁入り済みでしたが、2号機を作成してお届けしました。

          可愛がってもらえよ〜〜 バイバ-イヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

           

          展覧会始まりました

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            横浜ベイクォーター ギャラリーBOXにて展示始まりました。

            Botanical Wonderland - 植物たちのささやき - 』

            2015年3月1日(日)〜5月28日(木)まで、3カ月間の展示となります。
            オープン時間: 11:00 〜 23:00
            展示詳細はこちら→ http://happa-ya.net/index.html

            展示場所は「横浜ベイクォーター」内の「ギャラリーBOX」というスペースで、
            3・4・5階、合計27BOXになります。
            時間は、ショッピングセンターがオープンしている間はいつでも入れます。
            いわゆる画廊や展覧会場ではなく、
            ショッピングセンター内の通路の壁面に設置された展示BOXですので、
            横浜あたりにお出かけの際、お気軽にお立ち寄り下さい。

            横浜ベイクォーター
            横浜市神奈川区金港町1−10
            最寄り駅:JR・私鉄各線「横浜」駅
                 ・「東口」から、そごう2階経由で徒歩7分
                 ・「きた東口A出口」から、ベイクォーター・ウォーク経由で徒歩3分



             

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