フェス終了 ミシン刺繍のことについて(簡単な行程付)

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    今回も無事にハンドメイドフェス終了しました。

    車を持っている友人にお手伝いをしていただき、搬入も搬出もスイスイと進んで、

    楽しく2日間を過ごせました。感謝、です。

     

     

    さて、フェスへの参加は、

    デザフェスとこのハンドメイドインジャパンフェスの2カ所に限っているのですが、

    住み分けとして、デザフェスは何でもアリの実験の場、

    ハンドメイドフェスは、じっくり刺繍の作品を見て貰う場と位置づけています。

    ということで、今回も、ミシン刺繍絵の展示を中心に出店いたしました。

    加えて、商品として机の上にミニコーデックス/ミニサボテン/クローバーを陳列。

    壁に飾っていないその他の刺繍系イラストの入ったポートフォリオも見てもらいました。

     

     

    前回もそうだったのですが、やはり、

    実際に刺繍やパッチワークの作品を目的に見に来ている

    お客様の目を集めたのが、ミシン刺繍の作品群。

    一見するとどうやって作っているのか分からないようで、

    「普通の家庭用ミシンの直線縫いで描いているんですよ」といった説明を糸口に、

    色々とお話しをすることができ、とても楽しかったです。

     

     

    私もまあ、今まで色々な作品と接していますので、

    もちろん国内外のミシン刺繍作品も多く目にしています。

    その多くは、フリーハンドの勢いの良い作品で、

    むしろ下描きなしで、自由に線を描いて行く感じ。

    逆に私の作っているものは、すごく細かく描いていくので、

    一見してミシン刺繍だと気づかないらしい。

    別にあえて狙っているわけではないのですが、やはりそこが特徴なのかなと思います。

     

     

    私の思いとしては、とにかく細い線で描きたいということ。

    学生時代から、スケッチブックは常にロットリングの0.15ミリで描いていた私であります。

    その欲求を満たしてくれるのが、ミシンの直線縫いのラインなんですね。

    手縫いの刺繍でもラインは引けるのですが、

    手刺繍の醍醐味は、

    ラインよりも、ドットと面を色で作っていくことなのではないかと思うのです。

    ラインはやはりミシンに尽きる!というのが私の実感であります。

     

     

    実は、ミシン刺繍の原点となった作品があります。

    アメリカンインディアンの模様の入ったシャツです。

    これは、実際のインディアンの絵をもとに、キャラクター化したものですが、

    要するに、シャツの柄に細い線書きの絵を描くのには、ミシンしかない!

    と思ったのが原点なんです。

     

    コレ↓ かわいいでしょ? 美大の4年生の時に作ったのよーハート

     

     

    まあちょっと戦いの絵なんで、多少物騒なんですけどね・・・

     

     

    そしてもう一つ、私の大好きな絵画のジャンルに「植物細密画」があります。

    これは、アートというよりは、博物学の範疇なのですが、

    その繊細なディテイル感を、刺繍で表現したいと思って始めたのが、

    ミシン刺繍の植物画です。

    でも、そのまま植物細密画を描いても面白くないので、

    小人キャラクターを配したり、実際には無い形を模索したりしています。

     

    今回は、ちょっと部屋に掛けておくのに丁度いい小さいサイズのハンギングも

    作りました。

    パネル張りしてないので、布の柔らかさがそのまま出ているかなと思います。

     

     

    そのハンギングの作業プロセスで、どんな風に変わっていくのかお見せしますね。

     

    1. まず、布に下描きを描いてから、その上をミシンの直線縫いで縫っていきます。

      今回は特に別途紙に描いた下描きは作らなかったので、

      いきなり布の上に消せるペンで描いてます。勢いで・・・

     

     

    1回目の刺繍では、とても細い線の感じが良くわかると思います。

    線が細くて、これはこれで繊細な感じで良いですねー。

     

     

    2. 染色用の顔料(エスカラー)で、色を塗ります。

     

     

    これで一気に立体感と深みが出ますね! 水彩的に色づけするので、

    微妙な色の強弱やぼかし等も表現できます。

    下描きの線も多少染まるので、線もしっかり見えてきます。

     

     

    3. 仕上げのミシンステッチとして、線書きを別色で再びミシン刺繍を施し、

      花の部分や背景の水玉など、刺繍糸やリボン刺繍などで肉付けしていきます。

     

     

    これで完成!アイロンを掛け、縁も奇麗に整えます。

    上下にハンギング用の枝を通すための袋縫いをして、枝を通しておしまい!

     

     

     

    ということで今回のブログもこれでおしまいねこ


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